お会計時のマナーと言葉遣い
○お会計時の正しいマナーの重要性
接客時に最も気を遣う場面の一つとしてお会計があります。
お会計はお客さまの大切なお金のやり取りをするのでミスや間違いは禁物です。
また、数あるお店の中から当店を選んでいただき、貴重なお時間を使って買い物をしてくださったのです。
接客時同様、洗練された立ち居振る舞いや正しい言葉遣い等、マナーに気をつけ、お客さまにご満足いただいてお帰りいただくようにしましょう。
○レジが混んでいるときのお客さま対応
会計が集中し、お客さまをお待たせしてしまうことがあります。
この時の対応ーつで、良い印象を与えたり、逆にもう二度とこのお店で買い物をしたくない、という印家を与えたりしまうことがあります。そのような事態にならないために大切なのは、お待ちいただいているお客さまに
「お待たせしております。もう少々お待ちください」
と言葉を掛けたり、お会計時には
「大変お待たせいたしました」
または、
「お待ちいただき、ありがとうございました」
のひと言を掛けたりできるようになるとよいでしょう。
○お会計時の言葉遣いに気をつけよう
「こちらの商品は3,000円になります」
これは間違いです。
正しくは
「3,000円です」
または
「3,000円でございます」
といいましょう。
このようにお会計や金額を伝える際に間違った言葉遣いをするケースをよく見受けます。
お客さまから
3,000円ちょうどいただいた際には
「3,000円頂戴いたします 」
「レシートでございます」
といいましょう。
「3,000円お預かりします」や
「3,000円からお預かりいたします」
「レシートのお返しです」は問違いです。
⭐︎ワンポイントアドバイス
お会計時は商品が売れてホッとしているので油断しやすいです。
最後の最後まで絶対に気を抜かないようにしましょう。
⭐︎チェックポイント
✔︎お会計時の正しいマナーを理解している
✔︎お客さまをお待たせした際の一言が言える
✔︎お会計時に正しい言葉遣いができる