接客力アップのコツブログ
Customer service Blog

2022.1.24

飲食店向け研修の重要性


ショッピングセンターの中の飲食店は、さまざまな研修に参加しています。
そこから、日々の仕事に活かせる知識・スキル・ノウハウを学び、スキルアップを行い、お店の売上アップやチームワークの向上に役立てています。
特に飲食店は、店長と接客するスタッフの実力次第で、お客さまからの評価が大きく変わります。
そこで今回は飲食店向け研修の目的や研修内容を中心に詳しくご説明するので、ぜひ参考にしてください。

1. 飲食店向けの研修の概要

飲食店向けの研修には、スタッフ育成や接客力アップ研修から店長・サブ店長向けに関する研修があります。
そのほか、お店の仕組み作りやリピーター作りなど、ボスコラーニングオリジナルのコンテンツもご用意しています。
飲食店ならではの問題や課題を解決して、お客さまから「またこのお店に行きたい!」と思われるお店を目指すための内容としております。

2. 飲食店向けの研修を行う目的

飲食店向けの研修の目的は大きく3つあります。
 

①お客さまに選ばれるお店づくり! 顧客満足度(CS)の向上!

接客の質を高めることで、お客さまからの評価もアップします。顧客満足度(CS)が向上すると、お店にまた足を運んでくれるお客さまが増え、リピーター獲得につながります。

②従業員満足度(ES)を向上させ、スタッフが辞めないお店を作る!

アルバイトのスタッフが辞めてしまう一番の理由は、スタッフ同士のコミュニケーションが不十分であることです。研修を通じて、コミュニケーションの取り方を学んだり、参加者同士のグループワークを通じて交流を図ることで、普段からコミュニケーションを取りやすい職場づくりに結びつけます。

③店長・副店長のマネジメント力とお店の売上向上!

店長・副店長の1番の目的は増収増益です。研修では、そのための目標設定、やるべきことの明確化、スタッフの育成についてお伝えします。また、客単価とリピート率の向上についても学ぶことで増収増益につなげていきます。

3. 飲食店向け研修を実施するメリット

飲食店向けの研修を実施するメリットを2つご紹介します。

◆新人スタッフが安心して働ける環境を作ることができる
飲食店スタッフは入れ替わりが激しいため、新人スタッフの入ってくる機会が多いです。そのため、新人スタッフが安心して長く働ける環境を作ることは、飲食店のさまざまな課題を解決することにつながります。
新人スタッフが安心できる環境を作ることができれば、早期退職を防ぐことができます。長く働けるスタッフが増えると、接客の質が安定し、お客さまからの評価や信頼が上がり、売上が向上します。

◆売上向上が実現できる
お店を運営していくうえで、売上向上は一番大事なことです。
研修では、店長のマネジメントスキル、接客スキル、お店のチームワーク、仕事のやりがい、クレーム対応など売上向上に結びつくスキルや知識を身につけることができます。
特にボスコラーニングの研修は、アパレル・物販店にはない、飲食店ならではの課題や事例に基づいた内容になっています。そのため、すぐに活かせるスキルやノウハウを、他店舗とのコミュニケーションも取りながら体系的に学ぶことができます。

4. 飲食店で働くうえでの必須スキル


◆ホスピタリティ(おもてなし)力
飲食店で働くうえでまず大切にしたいのがホスピタリティ力、つまり、おもてなしの心です。数ある飲食店の中からお客さまは自店を選んでご来店くださいました。最高の笑顔と笑声でおもてなしの気持ちを伝えるあいさつ。そして、ホスピタリティ力溢れる態度での接客、サービス。最後は当店にご来店いただき、ありがとうございます。どうぞまたご来店ください、という感謝とお見送り。全てのシーンでホスピタリティを感じていただけるような接客サービスを常に心がけましょう。

◆接客敬語
接客をするうえで、正しい言葉遣い、敬語は必須です。飲食店は様々な業種や階層の方がいらっしゃいます。言葉遣い一つで、お店の質や格を判断されてしまいます。まずは、正しい言葉遣いと敬語をしっかりと理解し、どのようなお客さまにも好感を持っていただけるような会話やコミュニケーションをとるようにしましょう。

◆コミュニケーション力
コミュニケーション力は、接客サービスの質とお店の働く環境に大きく影響します。お客さまとうまくコミュニケーションがとれないと、質の高い接客サービスを行うことはできません。最悪の場合はクレームになる場合もあります。また、スタッフ間で良好なコミュニケーションがとれていないと、早期退職者が増えてしまう原因にもつながってしまいます。飲食店で働くスタッフは、コミュニケーション力を高め、誰もが働きやすい環境を作るとともに、最高の接客サービスをお客さまに届けていきましょう。
 
◆チームワーク
お客さまに選ばれるお店になるためには、ホールとキッチンなどスタッフ同士のチームワークが重要です。飲食店は接客・調理・お会計などさまざまな業務があります。全スタッフが協働して連携することにより、お客さまに最高のサービスを提供することができます。
そのようなチームを作るためには、スタッフはもちろんですが、店長やリーダーの力が必要不可欠になります。目標を設定し、スタッフに共有することで、スタッフのモチベーションを向上させ、チームワークを高めましょう。
 
◆気配り・目配り・心配り
飲食店スタッフにとって、気配り・目配り・心配りは非常に大切なことです。お水のおかわりや子供用の取り皿など、お客さまから言われる前に気づき行動することが大切です。そのちょっとした行動で、お客さまにとって居心地の良い空間を作ることができ、リピーター獲得につながります。まずは広くまわりを見て、気配り・目配り・心配りを意識するところから始めてみましょう。

5. 飲食店が抱える3つの課題

◆スタッフの定着率の低さ
飲食業界の課題として必ず出てくることが「スタッフの定着率の低さ」です。
スタッフが不足すると、お店が上手く回らず、お客さまに対して安定したサービスを提供することが出来ず、接客や料理の質が落ちて、結果的に売上減少につながるおそれがあります。
ショッピングセンター(SC)の飲食店に関しては、SC看板の認知度が高く、スタッフも募集しやすい環境ではあります。
また、アクセスや交通の利便性もよいところも多く、ショッピングセンター(SC)によっては他の店舗での従業員割引が使えるケースもあります。
このようにスタッフの募集がしやすく、働く環境としてはとても魅力的ではありますが、定着率が低いのは、それ以外の従業員満足度(ES)の低さが考えられます。
具体的には、忙しさから仕事を教える時間がなかったり、相談しにくいなど、コミュニケーション不足やスタッフ育成の土台が整備できていないことが大きな原因だと考えられます。

そのため、マニュアルを作成してスタッフ育成の土台を作ったり、研修などを活用し、スタッフ同士のコミュニケーションを良好にし、お店のチームワークをよくすることで、新人スタッフが不満を持って早期退職するということを防止できます。
このように「スタッフの定着率の低さ」という課題を解決し、売上を向上させていくためには、さまざまな研修で知識を得て、自ら工夫して対処していかなくてはいけません。
 
◆既存顧客のリピート率の低さ
売上を向上させていくうえで、既存客のリピート率はとても重要です。
売上が伸び悩んでいるお店は、既存顧客のリピート率が低い可能性が高いです。
リピート率を向上させる重要性を理解するために「1:5の法則」という言葉を覚えておきましょう。簡単に説明すると「新規顧客獲得するコストは、リピーター獲得のためのコストの5倍かかる」ということです。
飲食店でリピーターを獲得してリピート率を向上させるためには、「料理の味」はもちろん大切ですが、「清潔感」と「居心地の良さ」が重要となります。
清潔感とは、お店の綺麗さとスタッフの身だしなみです。お店は、お客さまが目に入らないところまで綺麗にしましょう。身だしなみはお店のイメージ合わせ、誰からみても清潔であると思われるようにしましょう。

また、居心地の良さとは、店内のインテリアやお店のイメージのほかに、おもてなしのある接客も大切です。おもてなしのある接客とは、気配り・目配り・心配りを意識しながら接客することです。特にお店が混んでいるとき、お客さまが何かお困りのときなどにおもてなしのある接客をすることで居心地が良くなります。

◆店長・副店長のマネジメント能力
飲食店を運営していくうえで、店長・副店長のマネジメント能力は非常に重要です。
店長・副店長の一番の仕事は「増収増益」です。
そのためには、スタッフ育成やモチベーション管理、働きやすい環境作りなどが必要不可欠です。
お店の目標に対してスタッフ全員が同じ方向を向き、信頼して任せられるスタッフを育成していくことで、チームワークが生まれ働きやすい環境を作ることができます。

6. 飲食店向け研修を通して学べること


飲食店向け研修を実施することで具体的にどのようなことを学べるでしょうか。

研修では、事前に明確な目的と目標を設定し取り組むことで、自店や自分自身の課題の解決策を探したり、研修後すぐに活かせる知識やスキルを身につけることができます。

ここでは、飲食店向け研修を通して得られる2つの効果に絞ってお伝えします。

◆さまざまな成功事例を知ることで自店にも活かせる
他店舗参加型の研修では、グループワークを通じて、他店舗の成功事例などを知ることで、自店への展開に活用することができます。

◆飲食店ならではの課題を解決できる
研修内容をそのまま自店に落とし込むことができ、課題解決の手がかりも見つけることができます。

7. 飲食店が行うべき研修

飲食店向け研修のカリキュラムをご紹介します。
階層別、職種別に分けて細かく研修内容を展開しております。

8. ボスコラーニングの研修の特徴


ボスコラーニングの飲食店向け研修の特徴は4つあります。
 

①現場力を高める確かなスキルを持つ講師陣

ボスコラーニングの講師陣は、飲食店や食物販店の経験者です。その体験談をもとに研修を実施するため、すぐに使える知識やスキルを体系的かつ実践的に学ぶことができ、受講後すぐにそのまま自店で活用することができます。

②オーダーメイド&豊富なオリジナルコンテンツ

ボスコラーニングでは、オリジナルコンテンツを豊富に取り揃えており、研修内容は、全てクライアントの希望に合わせたオーダーメイドで提供しています。
 

③細かく分けた研修カリキュラム

4つの階層(新人・リーダー・店長・ALL)、さらに7つの分類(売上・利益・接客・ヒト・育成・仕組み作り・その他)と細かく分けることで、階層に応じたピンポイントの課題を解決でき、スタッフ育成に大きく結びつく内容となっております。す。
 

④さまざまな研修受講形態

◆対面研修
対面形式による通常の研修スタイル。

◆Try it !ショートタイム研修
1コマ30分という短い時間での研修スタイル。短時間での研修なので、勤務の合間に気軽に参加できることから、参加率が大幅にアップします。また、1日の中で、最大7コマまで実施可能なので、同じ研修でも、短時間のシリーズ研修でも、どちらでも対応できます。

◆オンライン(ZOOM)によるライブ研修
ZOOMを活用したオンライン研修スタイル。受講者同士のグループワークを積極的に取り入れるなど、対面同様の効果が得られるように実施します。

◆24時間視聴可能の配信型研修(スマホ、タブレット、パソコン等)
YouTubeで限定配信を行うことで、いつでもどこでも好きな時間にスマホ、タブレット、パソコン等で研修を受講することができます。また、動画配信期間中は何度も見返すこともでき、より理解を深めることができます。
☆全ての研修は、「明るく・楽しく・元気よく」をモットーに行います。また、裏テーマを「受講者間の良好な人間関係を構築すること」としており、積極的にグループワークを取り入れ、交流を図ることができるように研修を組み立てております。

9. 飲食店向け研修の効果を最大化するコツ

◆研修の目的を明確にする
研修を実施する際は、最初の企画の時点で、研修の目標と目的を設定します。目標と目的を明確にした後に、それらに合わせてプログラム設計、そして講師選定をいたします。

◆研修で学んだ内容を実践する
研修の効果を最大化させる方法は「実践」です。学びっぱなしにせず、しっかりと現場(お店)で実践することにより、学びが定着し、自店や自身の力となります。また、学んだことが100%上手くいくとは限りません。何が成功し、何が失敗するのか振り返りをし、成功事例を積み上げていきましょう。そして、継続的に、「学び⇒実践⇒振り返り」のサイクルを回し続けましょう。

10. まとめ

飲食店向け研修は、スタッフ育成のためだけではなく、お店全体の売上向上、そしてSC全体のCSの向上につながるものです。
飲食店に特化した研修を行うことで、普段行っている集合研修よりも効率的に課題解決ができるのが特徴です。
ぜひ、飲食店向け研修の実施をご検討ください。


おすすめ記事

関連記事

CONTACT

お気軽にお問い合わせください。