○まずは表情で喜怒哀楽を表現してみよう
話す声のトーンと表情は連動します。
喜怒哀楽を表情で表現することにより、お客さまとの会話中の声にも表情が出てきます。
まずは、ご自身の表情で喜怒哀楽が表現できるか、鏡の前で表情チェックをしてみましょう。その際に少し大げさに表情を作ることで、声の表情も魅力的になってきます。
また、喜怒哀楽を表情に表す時には気持ちを込めることが大切です。
鏡に向かって表情に気持ちを込めるトレーニングをしましょう。
○ 喜怒哀楽の表現の練習方法
喜怒哀楽の、喜は”喜び”の表現です。
満面の笑みで、
「ありがとうございます」
と言ってみましょう。
怒は”怒り”の表現です。
眉間にしわを寄せ、
「それは腹が立ちますね」
と言ってみましょう。
哀は”哀しみ”の表現です。
泣きそうな表情をし、
「残念です」
と言ってみましょう。
最後、楽は”楽しみ”の表現です。
満面の笑みプラスウキウキ感で
「楽しいです」
と言ってみましょう。
きっと表情と声が連動していることを体感できると思います。
○ 喜怒哀楽の表現 上級編
喜怒哀楽の感情などを声で表現するときは、言葉の意味をしっかりと理解してから話すようにしてみましょう。
通常の接客でよく使う感情表現などは、会話中にただ思いついた言葉を発するよりも、意味をしっかりと理解したうえで話すことによって、お客さまへの伝わり方が違います。
感情を豊かな表情と声に乗せて、お客さまを魅了する話し方を身につけましょう。
⭐︎ワンポイントアドバイス
愛怒哀楽を中心とした感情表現は映画などを観て、主人公に感情移入することによって鍛えることができます。
皆さんたくさん映画を観ましょう。
⭐︎チェックポイント
✔︎喜怒哀楽を表情から読み取れるようにする
✔︎喜怒哀楽に合わせた表現を発声してみる
✔︎言葉の意味をよく理解して表現する