○普段の買い物をするような気持ちでお客さま役をやろう
〜自分自身が買い物をしている時を思い出しながらやろう〜
お客さま役をやるときは、あまり意識し過ぎず、普段の買い物を楽しむような感じで行うことが大切です。
どうしても意識し過ぎると不自然になってしまい、お店で起こりうる状況と全く違った、接客ロールプレイングのための練習になってしまうからです。
まずは、自分自身が買い物に行った時のことを思い出し、スタッフとお客さまとのやり取りを頭に思い浮かべながら、自然体でお客さま役をやりましょう。
○お客さま役の大前提は話しすぎないこと
お客さま役で最も大切なことは
「話し過ぎない」
ということです。
話し好きな人がなにも考えずに接客ロールプレイングのお客さま役をやると、話し過ぎてしまい、スタッフ役はほとんど話をしないまま時間が終わってしまう、ということがあります。
これでは誰のための接客ロールプレイングの練習だかわからなくなってしまいます。
お客さま役とスタッフ役の話す分量は3:7くらいを意識するとよいでしょう。
○お客さま役の商品の買い方、選び方
お客さま役は買いたい商品をある程度決めてから接客ロールプレイングを行うのが理想的です。
ところが頭の中でその考えが強すぎると、どうしても買う予定の商品ばかりを見たり、触ったりしてしまいます。
そうするとスタッフ役は欲しい商品が分かってしまい、1商品ばかりの説明してしまいます。
お客さま役は商品を買う(選ぶ)時は当該商品ばかりに注目せず、必ず他の商品と比較をしたり、意図的に他の商品について質問をしたりするーが大切です。
⭐︎ワンポイントアドバイス
お客さま役をやるときは、とにかく自然体を心掛けましょう。
接各ロールプレイングはあくまで演技の練習ではなく、実際のお客さまへの接客スキルを高めるものだという意識を持つことが大切です。
⭐︎チェックポイント
✔︎自分自身の買い物シーンを思い出しながらお客さま役ができる
✔︎スタッフの方がたくさん話せるようにすることができる
✔︎買いたい商品ばかりに目がいかないようにできる