○よい印象を残すお見送りの効果
接客のクライマックスはやはりお見送りです。
あなたの接客を受けてお客さまは自店の商品を購入してくださいました。
しかし、最後のお見送りで失敗してしまうと、次回の来店はありません。
「終わりよければすべてよし」
という言葉があるように、お見送りは接客においてとても重要です。
当店をご利用いただき本当にありがとうございました、またのお越しを心からお待ちしております、という気持ちをしっかりと言葉で伝え、お見送りをしましょう。
○ 最高の笑顔でよい印象付けをしましょう
お見送りは最高の笑顔で行います。
実際にあなたの接客がよくお客さまが商品を購入して下さった時は、あなたは最高の笑顔でお見送りができるでしょう。
しかし、残念ながらご購入いただけない場合もあります。
その場合、笑顔でお見送りができているでしょうか。ここが一流スタッフとその他大勢のスタッフとの違いです。
ご購入いただいたお客さまも、そうではないお客さまも同じように最高の笑顔でお見送りをすることが次につながるのです。
○最高のお辞儀をしよう
お辞儀には3種類あります。
会釈、敬礼、最敬礼です。お見送りの際は最敬礼ができる様にしましょう。
最敬礼は最も深い角度(45度)で頭を下げることです。
お辞儀は感謝の気持ちを、身体を通して表現するものですので、お見送りの際の最敬礼は最も深い感謝を表すために行います。
お店において、もし可能であればお客さまが見えなくなるまで最敬礼を続けるとよいでしょう。
お客さまが振り返った時にスタッフが見えなくなっていると放しいものです。もちろん、お辞儀に合わせた笑顔、アイコンタクトは必要です。
⭐︎ワンポイントアドバイス
お見送り時は、スタッフの人柄が表れやすいものです。
どのような場合でも最高の笑顔とお辞儀ができるようになりましょう。
⭐︎チェックポイント
✔︎お見送りの効果を理解している
✔︎ご購入いただけなかった場合もしっかりとしたお辞儀ができる
✔︎最敬礼でのお辞儀ができる