○スタッフのやる気の高め方
フィードバックのやり方次第で接客カアップの度合いが変わってくるのと同時に、スタッフのやる気や意欲も変わってきます。
当然、やる気が高い状態で接客ロールプレイングの練習をした方が大幅な接客カアップが見込めます。
そこでやる気を高めるフィードバック方法の王道があります。
それは、良かった点を2つ褒め、改善点を1つ伝える、というやり方です。改善点よりも良かった点を多めにフィードバックしてあげましょう。
○良かった点(褒め点)のフィードバックの仕方
実は良かった点を見つけるのはなかなか難しいものです。
人はどうしても欠けている点やできていない所、つまり改善点ばかりに目がいってしまいます。
よって良い点をフィードバックする前に
「意図的に」良いところを見つけようと思って接客ールプレイングを見てください。
また、褒めるときは具体的に感情を込めて褒めましょう。
「どうしたらそんな風にできるの?」
「このやり方教えて?」
といった質問式の褒め方も有効的です。
○改善点(アドバイス)のフィードバックの仕方
改善点を伝えるうえで最も重要なことは、改善すべき点と改善方法を伝えるということです。
多くの場合、改善点をフィードバックすると、できていない点や良くない点を伝えて終わってしまうことがあります。
これではフィードバックを受けた人はどうしたら良くなるのかがわからず、モチベーションも落してしまいます。
これでは接客ロールプレイングをやった意味がありません。
改善点は必ず「どうしたらよくなるか」という改善の仕方を具体的に伝えましょう。
⭐︎ワンポイントアドバイス
スタッフ本人では気が付かないような良い点を見つけて、変めるようにフィードルックをしてあげましょう。
伝える際は声の明るさや表情(笑顔や驚き)も大切ですよ。
⭐︎チェックポイント
✔︎フィードバックの仕方次第でやる気が上下するということを理解している
✔︎スタッフ自身が気付かないような良い点をフィードバックすることができる
✔︎スタッフのやる気を下げずに改善点をフィードバックことができる