○お会計時の美しい所作と言葉遣い(お金、レシート編)
代金を受け取るときやおつりをお返しする際は、出来る限り両手で行いましょう。
代金を丁度いただいた時は
「お預かり」という言葉を使わず、「頂戴します」といいます。
「3,000円頂かりします」
という時は、おつりがある場合です。
「3,000円お預かりします。200円のお返しです」
といいます。
また、レシートはお店が発行するものなので、
「レシートをお返します」
ではなく、
「レシートをお渡しします」や
「レシートでございます」と言いましょう。
○お会計時の美しい所作と言葉遣い(商品編)
商品を受け渡しする際は出来る限り両手で行いましょう。
また、袋詰めやを後をする際はとくに気を遣い丁寧に行いましょう。
お客さまはスタッフの一挙手一投足をじっと見つめています。
苦手意識があるスタッフは、接客同様に練習する癖をつけるとよいでしょう。
そして会計時には色柄やサイズ等間違いがないかを必ず確認しましょう。
その際に
「〇〇でお間違いないでしょうか」
という確認の仕方は相手の間違いを指す表現ですので、
「〇〇でよろしいでしょうか」
が正しい言葉遣いです。
○カルトン(トレイ)の使い方
お店にカルトン(支払い等のやりとりに使われる小さな皿、盆、トレイの総称)の用意がある場合は使いましょう。
代金を受け取る時、おつりをお返しする時は出来る限り両手でしっかりと持ちましょう。
おつりをカルトン入れるときは、一目で金額が見える様にお金を広げて入れると親切です。
お店にカルトンがあるにも関わらず、直接手渡しするスタッフもいますが、お客さまの手に直接触れてトラブルになる場合もありますので、出来る限り活用しましょう。
⭐︎ワンポイントアドバイス
代金やおつりの受け渡しの際の言葉遣いは、非常に間違いが多いところです。
正しい言葉遣いをしっかりと覚えましょう。
⭐︎チェックポイント
✔︎お金の取り扱いと正しい言葉遣いができている
✔︎商品の包装やサイズ等の確認ができている
✔︎カルトンを上手に使用できている